りあクト! TypeScriptで始めるつらくないReact開発 第4版【② React基礎編】 を読んだ
はじめに
仕事でReactを使うことになったので、重い腰を上げてReactをキャッチアップするために読んだ
1冊目は読まなかったのは、目次を見て大体知っている内容だったのですっ飛ばした
フロントエンド関連のキャッチアップをしたのは数年ぶりで、以前はVue.jsを使ってた
といってもゴリゴリ設計とかしていたわけではないし、ある程度ものは作れるレベルというくらいで、フロント素人に毛が生えたレベル
雑感
React自体ははこの本を読む前に、ある程度公式サイトなどでJSXの書き方やstateの使い方などは知っていたので、
コンポーネント周りは目新しいなと感じたとこは少なかった
本書はReactはこう書くんだよ、とかこういうときはこうすればいいんだよ、といった部分ももちろんあるけど、
フロントエンドのフレームワークやビルドツールなどの歴史の説明、Reactの思想と、その思想がもたらすメリットなどが多い印象。
歴史とReactの考え方の本がメインといった印象
具体的に、印象に残った内容として以下がある
それを読んでいてReactの思想に触れた感がある
- JSXは何に変換されるのか
- なぜデザインとロジックを混ぜているのか
- なぜReactではJSXを使うのか
- 理想的なコンポーネントとはなにか
- ReactはフレームワークではなくUIライブラリ
先ほども書いたように、思想や歴史的背景を知りたい人にとっては有用な本かなと思う
特にフロントエンドの変遷を知りたい人は読むと面白いと思う
逆にそこは別に知りたくない人にとっては物足りないのかもしれない
そこはターゲット層の違いというやつかなと思う
あと、Denoについて触れているのが個人的に意外だった
Software DesignでDenoの連載をしている身としてはDenoはもっと広まって欲しいと思っているので、興味ある人はぜひ触ってみてほしい
さいごに
フロントエンドのフレームワークやビルドツールの変遷、Reactの思想、そういったことに興味ある人には刺さる本だと思う
自分のレベル的に応用編のが良かったかもなと思ったりはしたけど、思想を知れたのは大きかったので、続編を買ってまた読もうと思う