Vimでタブ文字を可視化する
初めに
こんにちは ゴリラです
みなさんVimではタブ、空白文字を可視化できることは知っていますか? タブ、空白文字を可視化することによって、空白とタブ文字が混在するのを事前に察知できるので、コーディングするときに役に立つことがあるかと思います。
今日はVimでのタブ、空白文字の可視化のやり方について解説していきます。
やり方
Vimにはlistcharsというオプションがあります。
このオプションにタブや空白をどんな文字で可視化するか、という設定ができます。
listcharsに設定できる値は次になっています。(ヘルプ抜粋)
ほかにも設定値がいくつかあるので気になる人は:h listcharsでヘルプを参照してください。
| 設定値 | 説明 | 
|---|---|
| eol:文字 | 行末の表示に使われる文字を指定 | 
| tab:xy[z] | タブ文字の表示に使われる文字を指定 | 
| space:文字 | 空白の表示に使われる文字を指定 | 
| trail:文字 | 行末のスペースの表示に使われる文字を指定 | 
たとえば、タブ文字を>-で可視化したい場合はset listchars=tab:>-、
複数の設定値を適用したい場合はset listchars=tab:>-,space:-というふうに設定します。
例の説明では次の画像のようになります。

さいごに
このオプションは地味ですが、可視化して見やすくなるのに役立ちますので、ぜひ試してみてください。
ちなみに、ぼくはタブと空白文字をウホにしています。
